名古屋大学読書サークル

サークルメンバーがゆるりと記事を書くスペースです

レキシ

お久しぶりです、ゲダです。 このサークルもいつの間にか人が増え、気づいたら前回担当が回ってきた時から半年以上経ってしまっていました。 半年の間で、読書会の課題本以外で読んだ本を思い返すと、なんだか歴史関係や、国政にまつわるものの割合が高かっ…

なぜ読書をするのか

お久しぶりです。今回担当のイシです。 突然ですが、皆さん読書は好きですよね? 僕を含め、この記事を読んでいる方の中には読書を趣味と公言する人も多いかと思います。“趣味”というからには、読書にもほかの何ものにも変えられない魅力があるというわけで…

戦いの音楽史

こんにちは。突然ですが、みなさんは普段音楽を聞く習慣はありますか?音楽配信サービスや高性能のイヤホンが充実している現在、それらを利用して以前より音楽を聞くようになったという方も多いのではないでしょうか。僕もステイホーム期間中にサブスクの音…

はじめまして。今回、初めて投稿させていただきます、大木です。 暑い日が続いている......らしいですね。僕はオンライン授業で学校に行かず、家に篭る生活をしているので、あまり実感できていないです。そろそろ運動しようかなあ。......こんなセリフを何回…

最近読んだ本の紹介

はじめまして。今回初めて記事を書かせていただきます、katoと申します。これからよろしくお願いいたします。 ここ数日はかなり気温が高く、外に出るのが嫌になるような気候でしたね。私はまだ夏服を用意していなかったので、暑さで溶かされるところでした。…

最近読んだ本紹介

こんにちは、くろやです。 ネタが切れ、何を書こうかと考えたのですが、暑さと眠気におされなにもいい案が出なかったため、今回は最近読んで印象に残った本についてつらつらと書いてみようと思います。 ①麻耶雄嵩『メルカトルかく語りき』 メルカトルかく語…

本は色んな感情に出会える

初めて投稿させていただきます、佐伯と申します。この佐伯という名前は本名ではありません。中学時代から(長すぎる)かっこいいな〜と勝手に憧れていた名字なので使いたいと思います。みなさまどうぞよろしくお願いいたします。 さて、みなさんは最近どのよ…

”ときめき”、たりてますか?

はじめまして。今回初めてブログを担当させていただきます、うしおと申します。 ・・・ところで、今年は梅雨入りが早かったこともあって最早春が終わってしまったのではないかと思う今日この頃です。四季の中で二番目に春を好む私にとっては何とも残念なこと…

ハートフィールドの影を追って

デレク・ハートフィールドという小説家を知っているだろうか?恐らくだが、名前を聞いたことすらないという人の方が多いのではないかと思う。 デレク・ハートフィールドはオハイオ出身の小説家である。友達を特に作ることもなく、彼は少年時代をパルプマガジ…

名言集の楽しさ

今回初めてブログを書くのですが、最近はあまり本を読めていないということもあり、今回は私が何度も何度も読み返している名言集について少し話そうと思います。 私が良く読み返しているのは、寺山修司さんの「ポケットに名言を」という名言集です。私はいく…

ひとことレポート「おばあちゃんの怖い話」

おばあちゃんの怖い話 著者:犬木加奈子 ジャンル:少女漫画、ホラー おばあちゃんの怖い話 作者:犬木 加奈子 発売日: 2018/07/01 メディア: Kindle版 おすすめ度★★★☆☆ 狂気度★★★★★ 読み始めたきっかけ:15年くらい前に歯医者の待ち時間に読み、老人の額が開…

最近の読了

読み終えました。読み終えたのです。 遅読かつ読みかけにして放置することで有名(?)なものですが、やっと読み終えました。 「細雪」。 先日の読書会でも紹介しましたが、なんせそれだけでは語り切れないので、ブログでも書くことにいたしましょう! ~あ…

読書活動における名城線の活用について

名城線に乗って1周、2周...と市中を引き回されながら本を読もう。 今回はそれだけの記事です。 高校に通うようになってから、朝夕約1時間ずつ、電車移動をせざるを得なくなりました。高校生の時はハイテク時間吸収マシンことスマホを持っていなかったので、…

ひとことレポート「ガダラの豚」

ガダラの豚 著者:中島らも ジャンル:ミステリ(?) 中島らも『ガダラの豚』全3巻セット (集英社文庫) 作者:中島 らも 発売日: 2012/02/01 メディア: 文庫 おすすめ度★★★★☆ 世紀末度★★★★★ 読み始めたきっかけ:趣味の合う知人が読んでたので。あとなんか評判…

本としおり

こんにちは、くろやです。 ありがたいことに三回目の担当となりましたが、四月以降忙しさにかまけてほとんど新たな本に手を出せていなかったせいか、待てど暮らせど全くよいネタが思い浮かびません。 そこで、今回はこれまでとは趣向を変え、本の内容ではな…

ひとことレポート「愛と死」

「愛と死」 作 武者小路実篤 すぐ読める度★★★★★ 泣ける度★★★☆☆ 同情度★★★★★ 実篤度★★★★★ 読み始めたきっかけ:実篤が好きなので ひとこと:出オチ小説。タイトル、裏表紙のあらすじ、口コミなどあらゆる手でネタバレを図ってくる。序盤の展開にイラつく読者…

一言レポート「かもめのジョナサン」

かもめのジョナサン 作 リチャード・バック 訳 五木寛之 おすすめ度★★★★★ すぐ読める度★★★★★ 熱血度★★★★★ 読み始めたきっかけ:タイトルにひかれた ひとこと:かもめのジョナサンが誰よりも早く飛ぶことを目指して修行する、という非常にシンプルなストーリ…

サークル紹介&新歓情報号

こんにちは。 ただいま当読書サークルでは新入部員を獲得せんと新歓を行っております。 しかし、いかんせん認知度があまりにも低い!ということで、今回の記事では当サークルの新歓特集号として、簡単な活動内容紹介と新歓情報とをまとめました。 すみません…

ひとことレポート「檸檬」

檸檬 著者:梶井基次郎 ジャンル:短編小説 檸檬 (角川文庫) 作者:梶井 基次郎 発売日: 2013/06/21 メディア: 文庫 おすすめ度★★★☆☆ 思ったより短い度★★★★☆ 読み始めたきっかけ:表紙の柄がきれいだったから ひとこと:この前読書会の課題本になっていたので…

メイド喫茶概論 ーー基礎、そして応用へ

そういえばこのブログ、良識さえあれば何書いてもいいらしいので、メイド喫茶について書きますね。今日から名大読書サークルは名大メイド喫茶サークル(略称:メメサー)です。 メメサー、いい響きですね。 なぜメイド喫茶の話題なのか、というのもこの前メイ…

タダで本を読む

本にかけるお金があるなら映画を見る/おしゃれランチを食べる/別の趣味に使う…という人も多いと思われる昨今。 できれば新品を買うのがいいんだろうなあ…と思いつつ自分も古本屋ばかり行っていますし、そもそもあまり本を買わなかったりします。 出版業界の…

シュペルヴィエルと水の世界

こんにちは、恵です。なんとか本ブログも3周目に突入しました。 私はこの前イレギュラーで記事を更新してしまいましたが、今回も担当します。 うーーん、なに書こうかなあ。。。。。 しばらく考えましたが、大して浮かびませんでした。この前カフカでがんば…

本が読めない

由々しき事態です。 仮にも読書サークルに入っている人間の発言とは思えませんね。 実を言うとサークルに入る前からわりとこの状態ではあったのですが、講義が忙しいとかお金がないとか図書館に行く時間がないとか適当な理由をつけて「読みたいけど環境が許…

「変身」の「毒虫」とはなんだったのか?

こんにちは、恵です。最近当番さんが執筆パス続きなので、代打で書こうと思います。 今回は、カフカが書いた「変身」をとりあげようと思います。 なお、思い切りネタバレしているので、読んでない人は注意してください。 (岩波文庫版を読んで記事を書いてい…

知恵がつくとご飯は美味しくなる?

皆さまおはようございます。 普段は北の大地で布団にくるまっていることの多い、3年のすずめといいます。 何書こうかと悩んだのですが、自分の原点に立ち返れば文章書きやすいんじゃないとのアドバイスを人から聞き、ご飯の話をしようと思った次第です。 つ…

女心を抉る本たち

こんにちは。 初めての投稿で緊張しております、3年の村松です。 1月も中盤を迎え、少々時間は遡りますが、皆さん大晦日は紅白派ですか?ガキ使派ですか? 私は毎年紅白なのですが、年末に書店でも「紅白本合戦」なるものを発見しました。 https://www.shin…

読書で学ぶ農の世界

あけましておめでとうございます!2021年初めてのブログを担当する1年の田村です。今年もよろしくお願いします。 私の今年の抱負は勉強になる本を積極的に読むことです。去年は家にいる時間が多く読書の時間を確保できたのですが、小説・雑誌のような娯楽向…

読書との出会い

どうもこんにちは、はじめまして。 名大ではなく名市大一年のはるさめです。 師も走り出す十二月ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。 自分は最近色々と忙しくて、読書会に顔を出せていないのみならず、積読にもなかなか手をつけられないという悶々とした日…

人の根幹を揺らす「虚構」 今お目覚めの方、おはようございます。 無難なところで、こんにちは。 窓の外が真っ暗な人には、こんばんは。 どれにも当てはまらない人には、ごきげんよう。 日本語で挨拶するのは、とても難しいですね。 ただ私は皆さんとお会い…

地球の反対側の文学 こんにちは。昨日大阪から帰ってきてクタクタのゲダです。 名古屋大学読書サークルを代表するヒスパニックとして、日本とはちょうど地球の反対側:南アメリカの文学(以下ラテンアメリカ文学)の作品を紹介したいと思います。 僕は母がチ…