どうもこんにちは、はじめまして。
名大ではなく名市大一年のはるさめです。
師も走り出す十二月ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
自分は最近色々と忙しくて、読書会に顔を出せていないのみならず、積読にもなかなか手をつけられないという悶々とした日々を送っています…
少し季節の話題を挟みますと、最近『クリスマス・キャロル』という作品を読みました。
(青空文庫はやはり偉大ですね〜!)
最初、アマプラの方で映画を見て、原作も気になって読んだ次第です。
昔の自分と主人公のスクルージおじさんに通ずるところがいくつかあって、最初の方は内心苦笑いでした笑
けど、最後まで読んでみればとても心が温まる素敵なお話でした。
家族。友人。それとも恋人?
どなたと過ごすのかは分かりませんが、みなさんが楽しく聖夜を過ごせるようお祈りしています笑
さて、今回は自分が読書を始めたきっかけみたいなのと、何冊か本を紹介していければなと思います、お付き合い下さると嬉しいです。
まずは読書をするようになった経緯から。
昔からアニメやマンガだけは大量に貪ってきた自分ですが、活字の本を読むようになったのは高校生くらいからです。
しかも、好きなアニメのキャラが『紙の本を読みなよ』と宣っていたのがきっかけという…
そんなこんなで読書を始めました。
とは言っても、高校時代は部活を兼部してた関係であまり読書の時間が取れなくて、「高校生 読書 おすすめ」で調べて出てきたものを、月に一冊程度読むだけでした笑
高二までずっとそんな感じだったのですが、受験期になってから読書量が増えました。
部活から引退して時間が出来たのもあって、受験勉強の気分転換に週一冊は必ず読んでいました。
倫理選択だったのと、どうせ読むなら試験に出てきそうなのにしようというのもあって、教科書に出てくるような、俗に言う名著を読むことが多かったですね。『罪と罰』とか『舞姫』あたりはとても印象に残っています。
もちろん、まだまだ読めてない名作が星の数ほどあるので、時間をかけて制覇していきたいなと思っています笑
そんな受験期を経て、大学生になってようやく本屋に行って、自分で本を選びとるようになりました。
今はまだ自分の好みが分かっていない段階なのでできるだけ多種多様な作品を読もうと心がけています。このサークルに入りたい!と思ったのもこれがきっかけです笑
とまぁこれが僕の現状です、自分語りが長すぎましたねスミマセン…
では、そんな中で僕が読んでよかったなと感じた本を紹介していきたいと思います。
1.これから「正義」の話をしよう
何が最善なのか、何が正しいのか、正義とは何なのかを主題とした、マイケル・サンデル氏の講義が書籍化されたものです。
章の頭に提示される問題の多くが、実際に起きた事件・出来事なので、読んでいてとても考えさせられます。とても興味深い事例ばかりで、飽きが来ません。知見を広げたい・この類のテーマについて考えを深めたい方にとてもオススメです。
2.恩讐の彼方に
人を殺めてしまった主人公・市九郎のその後の半生を描いたヒューマンドラマ的な作品です。文量が少なくて読みやすい (少し歴史を感じる文体ではあります) 作品ですが、考えさせられました。
主人公や舞台に実在のモデルがあったということを後に知り驚いた作品でもあります。
他人への怒りや憎しみのその果てには何が待っているのか、考えてみてはいかがでしょう?
3.一九八四年
かの有名な村上春樹さんの『1Q84』の元ネタとなった小説ですね。
数ヶ月前に読んだんですが未だにとても印象に残っています。多分一生忘れないと思います。
それくらい鮮烈なインパクトが、そして含蓄があります。
紹介はしたものの、オススメかと聞かれると個人的にはそうでもないかもしれないです笑
テーマはズバリ、思想統制。
国の歴史の改竄を業務とする『真理省』に勤務するウィンストン・スミスが主人公です。
所々難解ですが、読み応えもあり没入感も高い作品です。
気が向いたなら、ぜひ読んでみてください。
さて、ここまで読んでくださった方は拙い文章にお付き合い頂きありがとうございました。
結局全て有名な作品になってしまいましたね…
御容赦ください笑
初めてブログを書くので勝手が分からなかったんですがこんな感じでよかったんでしょうか…?
まだまだ紹介したい本はあるんですが、今回はこの辺で終わりにして、次にとっておくことにします。では。
(参考)
『これから「正義」の話をしよう』
ハヤカワノンフィクション文庫
『恩讐の彼方に』
『一九八四年』
ジョージ・オーウェル/ハヤカワepi文庫
(文)はるさめ