名古屋大学読書サークル

サークルメンバーがゆるりと記事を書くスペースです

続・本が読めない

こちらの記事の続編というか、結果発表というか、そういうやつです

meidaidokusyo.hatenablog.com

 

この記事を読んだ人もすっかり忘れ去っている頃かと思います。このころは5~6ヶ月にいっぺんぐらいのペースで当番が回ってきていたので、半年くらいやってみて結果をまとめる記事でも書こう、みたいなノリで順番を待っていたら1年2か月が経っていました。
ともあれサークルメンバーが増えてうれしい限りです。

斯く言う私は卒論やバイトにかまけており、サークルのほうは専ら人数水増し要員として活躍していました。


閑話休題。(いつか使ってみたかった語彙「閑話休題」を使えて満足の顔)


前の記事で列挙した「本の虫に戻るためのリハビリ」の結果ですが、まず「1.本の効能を信じる」は成功でした。
厳選して積み上げた書籍の柱がじわじわと効いてきた(気がする)上、手近なところにあるおかげで本に手を伸ばしやすくなりました。

ホコリがたまりやすいのが難点ですが、たまにクイックルでなでてやると愛着が出てきていい感じです。

積むことを意識しだしてから、アルケミスト双書シリーズの闇の西洋絵画史〈黒の闇〉篇、〈白の闇〉篇計10巻を(うっかり)購入しました。美しい上、白黒それぞれ5巻ずつ箱に入っているので縦にも横にも積みやすい。

画集のような本なので寝る前たまに眺めています。

 

次に「2.一度読んだ本を読む」
これは春休みの暇に何冊か読みました。

確かに一度読んだ本のハードルは低かったですし、意外と内容を忘れてるので楽しめました。でも、前回も書きましたが、これが出来ている時って結局ある程度本が読みたくなっているときなので、読書モチベが上がったかと考えると微妙です。

 

「3.朝イチで図書館や書店、古書店へ行く」は図らずも最近始まった企画「愛知県書店探訪」のためにかなり捗りそうです。いろいろな個人書店を巡ることになるので、本の収集は進むし読書モチベもキープできそう。

実際前回の記事を書いて以降何回か書店や図書館に行きましたが、行く度にちょこちょこと読書しています。家に帰って積読を。

並んでいる本を見て「あ、これ読んでみたかったやつだ~」と思い始めると同時に、家に積んであるまだ読んでない本が頭の中で存在を主張してきて、結局家で積読を読むはめになっています。なんにせよ読書は進んでいる。

 

最後に「4.メルカリに出す」ですが、実はメルカリへの出品や購入者とのやり取りが面倒で一回もやっていません。そもそも本棚からどの本を手放しつつ読み切るか選ぶこと自体が面倒。

 

 

これらの他にも、名城線ぐるぐる読書でも触れましたが、本をもって乗り物に乗るのもかなり有効でした。

意識して本を読もうとする生活自体、中学生くらいまでの自分には考えられない読書離れです。しかし、そのころの読書は居心地の良くない教室や無感動な放課後からの逃げ場だったんだろうなと気づきました。

それだけでもこの実験はやる価値があった。

最近はもっと遊ぶような読書ができている気がしているので、サークルのいろいろな企画を通して読書に親しんでいこうと思います。

 

(のみぞ)