名古屋大学読書サークル

サークルメンバーがゆるりと記事を書くスペースです

 今回が2度目のブログ担当になります、大木です。

 

 いよいよ10月も近づき、過ごしやすい季節になってきました。運動するのにはもってこいの季節だと思います。皆さんは運動をしていますか。僕は大学が夏休みに入ってからランニングをするようになりました。2日に1回、30分ほどのランニングですが2ヶ月ほど続いています。

 

 僕は今までに何度もランニングをしようとし決意したことがあったのですが、最長でも三日坊主で終わっていました。今回、比較的長く続いているのは、ある2冊の本の影響を受けたからです。

 

 

 

 これらの本によると、定期的に運動をすることで脳細胞の新生が促され、脳細胞同志がつながることを促進するようです。つまり、頭がよくなるらしいのです。

 

 ここでいう頭が良くなるとは、単に知能が上がるということではありません。知能が上がるのはもちろんなのですが、記憶力が向上し、抗うつ剤を打っているのと同じくらいにメンタルが安定し、意欲性が増し、集中力が向上し、創造性が上がるのです。もちろん、完全に別人になるかのような魔法のような効力ではないですが、これだけの効果が期待できることをしない理由が見つかりませんでした。

 

 また、この2冊にはどのような仕組みによって脳が鍛えられるのかを専門知識がなくても理解しやすいようにわかりやすく説明されており、ランニング中に辛くなったときの踏ん張りに貢献してくれます。たとえ走るのが辛くなり、歩きたくなったとしても、一歩踏み出すほどにBDNFが生成され、海馬を中心としたニューロンが増殖し、脳の広範囲が連携して脳細胞の結合が促され、セロトニンやエンドルフィンが作られ、前頭葉が刺激されて理知的になっていくことを想像すると足が止まらなくなります。おそらくニヤニヤしながら走る怪しい人になることでしょう!ですが、心配ありません。マスクがありますから。

 

 皆さんもぜひ、運動をしましょう!