名古屋大学読書サークル

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私の思い出に残っている本

皆さんは特に思い出に残っている本はありますか?

今回は私の思い出に残っている本「都会(まち)のトム&ソーヤ」について書こうと思います。

 

 

小学校の高学年の頃に、友達が読んでいたのを見つけたのがきっかけでした。その当時私は「ぼくらの」シリーズが好きで、小学校の図書館においてあるのは一通り読んでしまって次に読む本を探していたので、タイトルを見て面白そうと思いすぐに貸してもらいました。そこからハマったのですが、小学校の図書館には3巻までしか置いておらず、早く続きを読みたいと思いながら中学校に進学したところ、なんと中学校の図書館には最新巻まで置いてありました。思わず感動したことを覚えています。最終的には、図書館に最新巻が来るのが待てずに、自分で買って読むようになったほどです。

 

最も印象に残っているのは、主人公のうちの一人、内藤内人のサバイバルスキルです。”ふつうの”中学生と銘打っておきながらおばあちゃん(山を知り尽くしているとんでもない人)仕込みのサバイバルスキルを数多く持っており、数多くのピンチを切り抜けていく様は、当時の私にとってとてもワクワクするものでした。

他にも、冒頭で毎回何かしらのパロディをしていたり、竜王創也(もう一人の主人公)との掛け合いが面白かったりと、様々な魅力があります。

 

少しでも興味が湧いた方、良ければ読んでみてください!

 

 

書いた人:kato